でもきっと、本当に死にたいわけではない。
先日、深夜のコンビニで紙とペンを買った。ああ、あとカッターも。紙っていうのはあれ、なんか手紙書くような綴りになってるやつ。
遺書を書こうと思って、遺書、書いた。
とりあえずごめんなさいというのと、親と兄弟へと、大切なひとたちへ。
本当は、死ぬつもりなくてただただぐちゃぐちゃしたものがあって吐き出したくて、本当にうっかり死んだ時、あって困んないかな、みたいな気持ちだったけど。書いてたら泣けてきた。
あと、やっぱり死にたくなった。
綺麗に書く意味もないからサインペンで書き殴って、それから手芸用のリボンをベッドの柵に括りつけて、首を通したの。
結構苦しかった。死ねるかと思った。
死にたかった。怖くはなかった。怖いのは、私の残すものたちばかり。
私は猫を飼っていて、私が紐に首を通した瞬間、ケージの上で寝ていた猫がすっくと起き上がって寄ってきちゃった。かわいかった。
今まで何回も死ぬのを思いとどめてくれた子達で、癒しで、大好きで、そして申し訳ない。ペットを残して置いていくなんて無責任と言われるんだろうな。今回はこの子のおかげでやめたけど、でも、本当に死ぬ時、連れていきたくはないな。だから、私はやっぱりその時はひとりでいく。
仕事も心残りなんだよな。心配なんだ。それはまた機会があれば書くけど。
吊ったのと、自分で絞めたのとで、喉が圧迫されてそれからずっとじわじわと痛い。
死にたいな。いつ死ねるかな。